会社概要
ごあいさつ
電気保安管理業務一筋50年になります。
そのかたわら第一種電気工事士(免状交付後5年以内に自家用電気工作物の保安に関する講習を受講義務付けられている)と規定されている定期講習の講師を20年以上させていただき電気工事業者様と顔なじみになりました。
電気事故は未然に防ぐいわゆる予防保全に特に力を入れて電気保安管理をしています。
事故防止は基本的なことを守り手抜きをしない。
安全や事故防止に近道はない。
それが事故防止となる。
近道をすると命を縮めてしまう。
無事故が利益を生む→1回の事故でお金がパーとなる。
電気保安協会在任中数十年前の話ですが先輩と事業所の年次点検を実施し自家用第1柱上高圧開閉器の引き綱で開放し高圧開閉器の指針が切であることを目視確認後キュービクル受電設備内高圧負荷開閉器(LBS)の電源側で高圧検電器により無電圧確認をしたところS相が、かすかに弱い虫が鳴くような音を確認しました(VCTは開閉器電源側に設置)。
当時の高圧開閉器は現在と違い油入開閉器がまだ多く使用されていました。丁度その日は構内低圧架空線取り替え工事があり高所作業車が来てたので事業所側に状況を説明し柱上高圧開閉器(POS)の緊急点検を実施しました。内部を開けたところS相の刃が少し接触状態で切になっていないことが判明しました。
後日、地絡継電器付高圧開閉器(SOG付PAS)に取り替えました。基本に戻り検電は3相共実施することを痛切に感じ、もし検電を省略し1相のみしか無電圧確認しなかった時のことを考えたらゾッとしました。教訓として、安全に近道はない。近道をすると命をも縮める事となる。事なきを得た経験をする事ができました。
保険で補てんされますが復旧するまでに時間、信頼は失う。ハインリッヒの法則で「一つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在する。」とあるように電気事故を無くすには、一つのミスも起こすことのないように、厳格に努める必要があり今後も一層電気保安の確保、さらに社会に貢献していきたいと思っています。
資格
- 電気系
- 電気主任技術者免状
- 第1種電気工事士免状
- 1級電気工事施工管理技士
- 第1種自家用発電設備専門技術資格証
- 特殊電気工事資格者(予備発電機工事)
- 消防・機械・無線系
- 危険物取扱者免状・消防設備士免状
- 雷保護システム技能者証
- 冷凍機械保安責任者免状
- 2級ボイラー技士
- 海上無線通信士・航空特殊無線技士
- 第2級陸上特殊無線技士
- 他
- 中学校第1種、高校第1種教諭普通免許状(社会、商業)
- 職業訓練指導員免許証(電気、発変電、送配電科)
- 公害防止管理者大気関係第2種
- JUIDA無人航空機操縦士技能認定証
- JUIDA無人航空機安全運行管理者認定証
- 表彰
- 経済産業省 電気保安功労者経済産業大臣表彰受賞
- 公益社団法人 日本電気技術者協会会長表彰受賞
- 厚生労働省 民生委員・児童委員社会福祉功労者厚生労働大臣感謝状受賞
会社概要
金井電気管理事務所は「公益社団法人日本電気技術者協会に終身会員登録」所属している電気管理事務所です。
財団法人北海道電気保安協会に28年間お世話になり電気管理技術者として開設いたしました。
北海道札幌市を拠点に車で2時間以内が担当可能なエリアで高圧受電設備の保安管理を行なっています。
事務所名 | 金井電気管理事務所 |
住所 | 北海道札幌市手稲区星置2条8丁目5番6号 |
電話 | 011-695-0224 |
FAX | 011-695-0224 |
携帯 | 090-1305-0338 |
代表者 | 金井 恭一 |
設立年月日 | 平成14年1月1日 |